前に進みたい。
何かを変えたい。
そう思っているのに、実際に行動に移すのはなかなか難しい。
朝起きると体が重くて、やる気も出ない。
体重は少しずつ増えていくし、胃腸の調子もパッとしない。
「なんでこんなに調子悪いんだろう?」
うすうす感じていた原因は──
夜に食べすぎてしまうこと。
食べたあとに襲ってくる眠気と罪悪感。
翌朝の自己嫌悪。そしてまた繰り返す。
ずっと変われなかった理由。
それは私にとって、夜食べすぎるという習慣が悪循環の“核”になっていたから。
変わりたいなら、まずここを変えないと進めない。
そう気づいたのが、私の小さな転機でした。
なぜ夜に食べすぎてしまうのか?
自分の中で思い当たる理由は、主に2つあります。
- 仕事のストレス。
一日中がんばって、夕方にはもうエネルギーが切れそうになる。
そこへ空腹が重なって、つい食べすぎてしまう。 - 食べることが、数少ない快楽になっていた。
「今日も疲れた」「よくやった」と自分を慰める手段が“食べること”しかなかった。
一瞬でも幸せを感じられるものが欲しかった。
でも、それを繰り返しているうちは本当の意味で満たされることはなかった。
夜食べすぎないための仮説と実践
我慢ではなく「仕組み」で自分を変えていくこと。
そう考えて、私なりに立てた仮説と実践している方法をご紹介します。
■ 仮説①:炭水化物を減らし、たんぱく質を増やす
夜に糖質をたくさん摂ると、だるさや眠気が強まると感じています。
そこで、次のような食事を意識するようにしました。
- ご飯やパンは控えめに
- たんぱく質中心(鶏むね肉、豆腐、卵、魚など)
- 野菜や汁物をしっかり摂って満腹感をサポート
■ 仮説②:食前にプロテインを飲む
空腹でドカ食いしてしまうのを防ぐため、
食事の30分前にプロテインを一杯飲んでいます。
自然と食欲が落ち着き、冷静に食事ができるようになりました。
■ 仮説③:筋トレをしてから食べる
軽くでも体を動かすと、食べる内容に気を配るようになります。
「せっかく運動したし、ムダにしたくない」
そんな意識が自然に生まれてきます。
- 10分ほどのスクワットや腹筋
- 軽く汗をかいたら呼吸を整えて食事スタート
少しずつ、でも確実に変わり始めている
この習慣を始めてから、まだ途中ですが変化を感じています。
- 食後のだるさが軽減し、すぐに家事やタスクを実行しやすくなった
- 朝の目覚めがラクになった
- 朝の胃腸の重さが軽くなった
- 体重が安定してきた
- 「自分をちゃんと扱えている」「前進している」という感覚が戻ってきた
変化は小さくても、自分への信頼が少しずつ戻ってきている。
それが何より嬉しいことです。
まとめ:行動を変えたいなら、まず夜の習慣から
「変わりたい」
その気持ちだけでは現実は動かない。
でも、無理に頑張らなくていい。
まずは夜食べすぎる習慣を見直すことから始めてみてほしい。
- 心の満たされなさに気づくこと
- 体をいたわる食事とリズムに切り替えること
- 我慢ではなく、仕組みで自分を守ること
その積み重ねが、やがて
「ちゃんと変われる自分」につながっていく。
私にとっての最初の一歩は、
“夜食べすぎないこと”でした。
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