〜がんばらない習慣が、心の余白をつくる〜
目次
朝に歩く理由
私にとって散歩は、週に何度か、自然と生活の中に入り込んでくるささやかな習慣です。特に休みの日には8キロほど歩くこともありますが、距離や歩数にこだわっているわけではありません。
歩くのはいつも朝。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、セロトニンが分泌されるなど、身体にとって良いことがたくさんあるといわれています。でも、私が朝に歩く一番の理由はそこではありません。
「人が少ないから」です。
誰もいない歩道や路地を歩くと、いつもの街がまったく違って見えることがあります。車の音も人の声もほとんどない、静かな時間と空間。その中で、自分の世界に没頭できる感覚があります。
歩く速さやフォームを気にすることもありません。ただ、自分のリズムで歩く。それだけで心が整っていくのを感じます。
無理にスケジュールには組み込まない
散歩はあくまで「選択肢のひとつ」です。平日の朝はやりたいことがいろいろあります。筋トレをしたい日もあれば、読書に集中したい日もある。その日の気分や天気によって、何をするかを柔軟に決めています。
「散歩を習慣にしなきゃ」「毎日歩かないと」なんて思い始めると、それが逆にストレスになってしまう。すべてをこなそうとすると、心に余白がなくなってしまうからです。
だから私は、散歩とゆるく付き合っています。
がんばらないから、続けられる
散歩はお金もかからず、準備もいらず、いつでもやめられる自由な行為です。だからこそ、自分のペースで長く付き合える。
がんばらなくてもいい。続けようと思わなくても、自然とまた歩きたくなる。そんな関係が、今の私にはちょうどいいのです。
これからも、心の余白を守るために。朝の静けさの中を、ゆるく歩き続けていきたいと思います。


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