やらないことを決める。

~1日に詰め込まないという選択 が、ゆとりを生む〜

「朝活」「ライフハック」「タイムマネジメント」――
やりたいこと、やるべきことをすべて一日の中にねじ込んで、効率よく過ごす。

そんな毎日を目指してきました。

朝は瞑想、ブログ作成、筋トレに散歩。
日中は仕事をこなし、夜はインプットや趣味の時間。
家事や育児、趣味、仕事の作業まで――できるだけ多くのことを、完璧にこなしたいと思っていた。

一見すると、とても充実しているように見えます。
でも、ふと立ち止まって気づいたんです。
その「充実」の裏で、疲れきっている自分がいたことに。

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効率化は、ゆとりのためのはずだったのに

本来、効率化とは「心のゆとり」を生むための手段。
なのにいつしか「もっとできるはず」「まだ時間がある」と、
空いた時間にも新しいタスクを詰め込んでしまっていた。

結果として、やることは増え続け、
気づけば“時間に追われる日々”になっていました。

やることを、3つまでに絞る

そんな日々を手放すために、私は一つのルールを作りました。

「平日は、朝・昼・夜にやることをそれぞれ2つまでに絞る」

たとえば朝なら:

  • 瞑想
  • ブログ作成

これだけ。
作業中に「あれもやりたい」と思っても、
その時間には絶対にねじ込まない。

予定にないことはやらない。
それだけで、心が驚くほど軽くなる。

「全部やろう」とすることを、やめる

これまでは、いかに24時間を効率よく使い、
より多くのことをこなすかばかりを考えていました。

でも無理をして詰め込んだことは、結局続かない。
そして、未来に待っている膨大なタスクを思うだけで、疲れてしまう。

そんなとき、自分に問いかけてみました。

「これは本当に、やるべきことなのか?」

すると不思議なことに、やらなくていいことがたくさん見えてくる。
やらないことを選ぶことで、心に余白が生まれる。
その余白が、「今この瞬間」を感じる余裕になる。

あきらめることで、大切なものが見えてくる

所詮、人生の中で「やりたいこと」を全部叶えることはできない。
でも、それは悲観することじゃない。

“いい意味で、あきらめる。”

そう決めると、心の負担が少しずつ減っていく。
そして、本当に大切にしたいこと、
「これだけは譲れない」というものが、静かに浮かび上がってくる。


やらないことを決めることは、自分を大切にすること。
詰め込まないことで、かえって人生が豊かになる。

そんな新しい「暮らし方」を、これからも続けていきたいと思います。

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